CASE STUDY 02

特殊パレットや複雑な動きの自動化をYUSHINのパレタイジングロボットで実現 | CO₂ゼロ工場を支える安定稼働の仕組み
【パナソニック エナジー株式会社様】

パレ・デパレタイズ 特殊パレット対応 短納期立ち上げ 容易な操作性 他社設備連携
画像提供:パナソニック エナジー
課題
  • 工場移管に伴う搬送距離増大により、内製機を上回る高効率な自動積み替えが必須となった。
  • 特殊サイズのパレット使用や、製品ごとに異なる箱の向きといった複雑な条件を両立させる必要があった。
  • 新工場の稼働期限が迫る中、前後工程の設備と連携したシステム構築を短期間で完遂せねばならなかった。
解決策
  • 複数パレットを同時設置でき、ハンドの90°回転も可能な、柔軟性の高い汎用ロボットを採用した。
  • 即日回答のスピード対応と、3社間におよぶ複雑な信号連携の調整により、計画通りの短納期導入を実現した。
  • 専門知識がなくても「家電感覚」で扱える、直感的な操作体系を持つ直交型ロボットを選択した。
効果
  • 導入後2年間トラブルゼロの安定稼働を継続し、建屋間を跨ぐスマートな自動搬送体制を確立した。
  • 現場主導で原点復帰などの操作が可能になり、生産技術担当の工数と現場の教育コストを大幅に削減した。
  • 仕様・対応・納期・価格のすべてで高い満足度を得て、工場の自動化を支える重要基盤となった。

パナソニック エナジー・二色の浜工場は、単1形から単4形までの乾電池を月産4,800万個製造するCO₂ゼロ工場です。2023年の新工場稼働では、自動搬送・自動倉庫システムを導入し、人に依存しないスマートな生産体制を実現しました。

その自動化の一端を担っているのが、YUSHINのパレ・デパレタイジングロボットです。

特殊なパレットサイズに、製品ごとで異なる箱の向きといった複雑な条件を、どのようにクリアしたのか。
パナソニック エナジーのSさんにその導入の背景を伺いました。

「幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現」をミッションとして掲げているパナソニック エナジー。
二色の浜工場は、そういったミッションを表現するように。豊かな自然が描かれた壁がそこかしこにあります。

トラブルゼロの安定稼働と高い操作性

守口から二色の浜への工場移管に伴い、YUSHINのパレ・デパレタイジングロボットを導入しようと思った背景を教えてください。

Sさん移管前は工程が同じ建屋内にあり、パレ・デパレタイズは不要でした。
しかし、二色の浜拠点では敷地が広くなり、前工程がB棟、次工程がC棟と建屋が分かれたことで、新たにロボット導入の必要が生じました。

B棟とC棟をつなぐ、乾電池が通るコンベア。

SさんB棟とC棟をつなぐコンベアを設計する際には、人が常時通れる通路を設けると建築基準に抵触することから、メンテナンスが可能な最小限の幅に抑える形で設計しています。
搬送効率を確保しつつルールを遵守するため、コンテナ単位で搬送できる仕組みを検討することになりました。

パナソニック エナジーでは、パレ・デパレタイジングロボットの自社設計・内製も行っていたようですが、内製から汎用機導入へ舵を切ったのは、なぜでしょうか。

Sさん単純に工場稼働までの時間がなかったということもありますが、自社で設計するとひとつかふたつのパレットしか設置できず、それでは想定している搬送効率を満たせないことがわかっていました。

また複数パレットをセットできる汎用機の専門企業に依頼した方が、1から作り込むよりもコスト面で合理的と判断し、ネット検索などで候補企業を探しました。

仕様・対応・納期・価格──4点で導いた結論

YUSHINは検索で見つけましたか?

Sさん検索を進める中で、複数パレットを同時にセットできる製品画像を見つけ、「これだ」と直感してすぐに問い合わせました。その際、即日で返答をいただき、そのスピードに「信頼できる」という確信を持ちました。
YUSHINに決めた理由は、製品の仕様はもちろん、レスポンスの速さ、納期、価格という4点が大きな要因です。

複雑な条件をクリアした設計力

その「製品の仕様」について詳しく教えてください。

Sさんもともと人の手での運搬を前提に、960×450という特殊なサイズのパレットを自作して運用していました。 そのため、多くの企業では1パレット分しか対応できないことが問い合わせを進める中でわかりました。
一方でYUSHINは、検索で見た画像の通り複数パレットをセットでき、この点が非常に大きな決め手となりました。

さらに、二色の浜工場では単1形から単4形までの乾電池を製造しています。サイズに応じた箱の種類によって入庫時の向きがサイズごとに変わる課題に対し、ハンドの90°回転機能が有効で、この点も導入の大きな決め手となりました。

選定理由として挙げられた4点のうち、「対応の早さ」はプロジェクト全体を通じても重要な要素だったと思います。その点について、具体的に印象に残っているエピソードを教えてください。

Sさん対応の早さは、プロジェクト開始後も大きな支えとなりました。YUSHINの機械の前後には搬送ロボットとコンベアがあり、3社間で信号を取り合う複雑な連携が求められましたが、常に協力的に対応していただき、スムーズに進行できました。

トラブルゼロの安定稼働と高い操作性

YUSHINのパレ・デパレタイジングロボットを導入して2年ですが、現場の評判などはいかがでしょうか?

Sさんこの2年間トラブルが一切なく、大変満足しています。操作方法も非常に直感的で、電子レンジやクーラーのような家電感覚で扱えるため、通常時の工数削減はもちろん、教育コストの削減にもつながりました。現場からは「クレーンゲームみたい」といった声も上がっています。

従来の多関節ロボットは自由度が高い分、設定が複雑で、電気制御の担当者でなければ対応できない場面も多くありました。その点、YUSHINのロボットは直交座標(XYZ)ベースでシンプルな構造のため、原点復帰などの処理を生産技術が行わずとも現場で実行できるのが大きな利点です。

これからも二色の浜工場の自動化を支えてくれる、重要な存在だと感じています。

ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

※掲載内容は2025年取材当時のものです。

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